当グループは、ディレクターを核とする業務展開を基本としています。各ディレクターを中心に、プランナー、ライター、デザイナー、コーダー、が各専門分野でスキルを発揮する構成です。
グループ各社のディレクターの位置付けは、エグゼクティブディレクター、アートディレクター、制作ディレクター、クリエイティブマネジャー、マーケティングプランナーといった役職に分けられますが、いずれの役職も多業種・多媒体の案件内容に応じて業務が遂行できるようマルチなスキルが求められます。
これは、固定の業種・媒体・クライアントに固執せず、多業種・多媒体をディレクションすることで、より広い視野で業務を遂行することができ、それが最終的な成果物のクオリティ向上につながると考えるからです。
※中途採用の場合、社内研修のうえ各要項基準を満たしていれば、当社での経験年数がなくともスキルに応じて各ディレクター職に就ける制度をとっています。
例えば、デザインを例に挙げると… 一括りにデザインと言っても、実際にはかなり多分野ですので、各ディレクター、デザイナーとも分野ごとに得意・不得意が出てきます。その点をクリアするためにも、多業種・多媒体の案件を手がけることでマルチなスキルを養い、多分野における知識・行動力の向上に努めています。
加え、クリエイターには好調・不調が他業種に比べ顕著であると言えます。よって、よりマイナス面を補う対策として、各専門性に合わせたスタッフィングをおこなっています。各ディレクター間、担当・補助のデザイナー、または外注スタッフのそれぞれで検討・調整をおこない、案件に対しバランスのとれたスタッフィングを構成します。
当グループの脇を固めるブレイン(外注先)の中心は、設立メンバーと各業種において10年以上クリエイティブ業界に携わってきたプロフェッショナル・スタッフとの連携により構成されています。
また、設立後の業務の中で新たに得たスキルの高いスタッフも多く、ともに密なる連携を維持しお互いの意志疎通、即時対応が容易にできる発注環境を構築しています。
ブレインについては、その専門性を重視し、案件を一式で発注するのではなく、デザイン、プログラム、コーディング、オーサリング、ライティング等といった、各パートごとに内容を振り分け、各専門分野のスキルを最大限に発揮していただく発注方法をとっています。
たとえ規模が大きな外注先であっても、専門性、得意分野は必ずあるもの。また、実際に案件を組み上げるのは各組織のいちスタッフです。その各スタッフとの連携をとりディレクションやマネジメントができなければ、我々がクライアントに納品する成果物に、プライドと責任を持つことはできません。
各専門性を活かした分散型の発注方法によって、当グループのディレクション・マネジメント業務における加重が大きくなろうとも、各パートごとで確実な結果を得ることは、最終的な成果物の品質維持・向上に欠かすことの出来ない方法と考えます。